「大谷翔平選手が借金を肩代わりして、一緒に8回か9回送金した」元通訳水原一平氏がESPNインタビューに 大谷選手側「巨額窃盗の被害者である事が明らかになった」
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米国弁護士の見解: 大谷選手の選手生命を握るにはMLB規定21条
MLBは実に100年以上前の1919年に起こったシカゴ・ホワイトソックスの選手がワールドシリーズにおいて賭博氏から金銭をもらい故意に試合に負けた、通称“ブラックソックス事件”からの反省で、選手やマネージャーを含むすべてのMLB関係者の野球に対する賭博と違法賭博を禁止しています。
そのルールはMLB規定21条。MLBのゲームは常に最善を尽くした結果であるという証明のため、厳密なコンプライアンスを求められており、実に21条はすべてのクラブハウスと試合場のスタンドに掲げられているほどです。
MLBの選手は大スターであり、子供たちの憧れの対象でもあることを鑑み、“清く正しく美しく“あるためにも賭博ということは非常に重い意味を持ちます。
今回の報道で報じられているとおり、仮に大谷選手が水原通訳を救いたいという一心でも巨額のお金を違法賭博に関連しているとされる口座へ送金を行っていたのであれば、何を知っていたのか、少なくともプロフェッショナル団体であるMLB,雇用主である球団、そして一部で報道されている米国連邦税務当局(IRS)、司法省、窃盗を訴えている先であろうロサンジェルス警察、そして何よりファンに説明を求められるでしょう。
MLBが正式な調査を開始したと公式に発表があったことを受け、大谷選手としては選手生命がかかった対応になると考えられますので、信頼できるプロフェッショナルチームが支えていることを願うのみです。
大谷選手の選手生命を握るにはMLB規定21条かもしれません。
注目のコメント
これまでの水原氏の通訳でも、大谷選手の実際の言葉より“盛っている”部分はありました。ただし、大谷選手のプレーなど野球やチームに関わることでした。今回の事案に関して、大谷選手がどこまで正確に理解ができているか。また水原さんから事前にどのような説明を受けていたのか、いないのか… 大谷選手側からの正確な見解が知りたいですね。
大谷翔平選手の件について、大谷選手自身が送金したのか水原氏が送金したのかが重要な分岐点です。しかし冤罪事件の問題点でもあるのですが、自分が送金していないという消極的事実の証明は悪魔の証明であり、他人が送金したことを知らなかったのであればそれもまた証明が困難になってしまいます。
これが真実とは思いたくない。
≪大谷選手は返済相手が賭博の元締めだと知らず、賭博が違法かどうかは聞かなかった、ということです。また、インタビューで、水原氏は、大谷選手と2人で、大谷選手のパソコンから大谷選手の口座にログインし、数か月の間1回につき50万ドル、およそ7500万円を、8回か9回送金した、と説明しました。≫