人間は「カップラーメンだけ」で生きていけるのか生物学者が考える「食べること」の本当の意味
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「動的平衡」大変示唆に富むワードですね。止まっているように見えるコップの水面も常に平衡を保っている。乾燥している季節には、朝には随分と水面が下がってしまっていたりします。エンタルピー増大の方向に発散していますよね。
ただ記事の構成は、ファーストフードの話から、少し飛躍し過ぎているようにも感じ、ちょっと違和感が残りました。「生きる」ために細胞レベルで抗っているという話しも興味深いですが、「食」には、お腹だけでなく「心も満たす」機能があり、そこが不可欠な気がします。あえて強めな表現を使えば、私達は、「エサを食べてる」わけじゃない。心を満たすような食を提供していきたい。改めて、そう思わされました。簡単に幸せを感じる一つは、「食」ですので、美味しい食事をこだわることは、大事だとつくづく思います。
美味しい食事だと幸せを感じるドーパミンが2回も出るとか。食べたいと思った時と、実際食べている時。
さらに、美味しい食事を作る課程で工夫してクリエイティビティーを発揮するのは、ストレス発散にもなり、良いこと尽くしですね。カラダに大切な成分と本能で食べたい食事のバランスが大事です。記事の通り、塩分は過剰だろうと容易予想しましたが、「カップラーメンやハンバーガーだけで生活しても、骨や歯のために必要なカルシウム、血液成分の鉄など重要なミネラルが不足することはない(ミネラルは少し不足と捕捉あり)」というのは初めて認識しました。
生物学者としての本当の意味とは「細胞膜は酸化され、タンパク質は変性し、老廃物が蓄積するというエントロピー増大の法則に先回りして、自らを率先して分解し、絶えず乱雑さを外部に捨て、その上で作り直す」老化との闘いなのですね。
食には沢山の役割がありますが、人と人とのコミュニケーションを促し、文化を育くむなど、人間らしさを形成しているものでもあるように思います。