4月1日からGmail宛の大量送信者がブロックされる可能性、いますぐ対応を
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このGoogleの要件変更や、各種業界の推奨などで、現在日本の多くの企業が慌てて対策をとっている詐欺メール対策のDMARC。着手率は日経225の企業で60%を超えました。ただし、本当にドメインをなりすましたメールの着信を拒否できるモードへの到達率は世界主要18カ国の中でも、日本は最下位。
以前は拙い日本語の詐欺メールの着弾が多く、こういった対策を行う前に、多くの人が詐欺だと見抜けるレベルでした。しかし生成AIの登場により、詐欺メールの日本語は一気に洗練化されました。Googleの推奨している対策は、詐欺メール、スパムメール対策に非常に有意義ですので、全ての企業に対応してもらいたいものになります。NewsPicksも1日に数十万通のメールを送信していますが、受信者の多くはGmailユーザーです。
Gmailの新ガイドラインは昨年より今年2月1日から段階的に適用されることがアナウンスされており、社内の関係者に呼びかけて1月中にはなんとか全てのSPF/DKIM/DMARCの対応を終えました。(メール送信ツールごとに対応が必要です)
2月1日に間に合わせるべく動いていましたが、本格適用は4月1日からなのですね。
他にも新ガイドラインで必要とされるList-Unsubscribeヘッダーの対応など、NewsPicksからのメールがGmailユーザーのみなさまに届かないといったことがないように鋭意対応を進めております。
私も経験してみて感じたのですが、事業のメールは様々なツールから送信されており、同一の送信元ドメインを複数の事業や部署で利用する大企業ほど、取りまとめが大変だと思います。
各社のITインフラ担当者のみなさま、お疲れ様でございます…🙏デジタルマーケの支援会社WACULの取締役です。この設定に関する支援も数多くしました。
迷惑メールとならないように、DKIM/SPF/DMARCの3つの設定が必要です。一度理解すれば比較的簡単なのですが、特にSPFの設定で戸惑う方が多いように感じます。