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「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化"

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  • 世界全体の出生率も1963年の5.33をピークに2020年には2.30まで低下して人口置換水準目前です。今世紀中には世界全体で人口減少が始まるとする予測が大半で、早い予測では2060年代には人口減少が始まると予測されています。

    社会が豊かになれば出生率が低下するのは必然なのです。死の危険が低下すると生存本能が刺激されなくなって生殖行動が鈍化するのは生物として自然な反応です。そうしないと特定の種だけが爆発的に増加してしまって環境が耐えられません。

    地球環境を考えれば人口減少は最も確実かつ簡単な環境対策になります。個人が何かを特別我慢する事無く勝手に環境破壊が減っていくからです。しかも環境破壊への影響が大きい先進国から先に人口が減っていくので効率も良いです。

    ちなみに人口増加と経済成長に相関関係はありません。アフリカなんて半世紀前と比較すれば人口が5倍以上増えている国は沢山ありますが、世界最貧国に位置する国が沢山ある事は周知の通りです。一方でバルト三国などは日本より人口減少は著しいですがきちんと経済成長しています。そもそも先進国はアメリカなどを除けば基本的に人口は微増でしかありません。

    需給という意味で言えば、人口が2倍になってラーメンを食べる人が2倍になって需要が増えたと喜んだとしても、ラーメンを作る人も2倍になって供給も2倍になっていれば需給バランスは同じですので、それは市場規模が大きくなっただけで、個人の豊かさとは直接関係ありません。


注目のコメント

  • ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    リチャード・ドーキンスは『利己的な遺伝子』であらゆる生物は「遺伝子が自らのコピーを残すのに都合が良いように進化させた結果」であり、地球上を支配する人間はその際たるものと喝破したのだが、まさそれに逆行する状況が、日本や韓国などの北東アジアや欧米先進国で顕在化している。

    資本主義は個人的な欲望を燃料に進展してきた。餓死から逃れ、外敵による生命の危機から逃れた先にあったのは、いかに集団の中でより上に抜け出るか、競争に身を投じ、上に立つことを目指すことによる優越感と自己満足への果てしない欲望である。

    しかし競争とは常に圧倒的な数の敗者と極少数の勝者しかもたらさない。それなのに、資本主義の世界では常に(明日食えるか食えぬかという時代と比較すれば)ぜいたくな生活や顕示的消費欲が刺激され続ける。お金がないと言いつつ、その多くは餓死するわけではないし、スマホを手放すわけでもない。

    多くの者は、自分の欲望を満足させてくれるだけの「カネ」がないだけで、その欲望を満たす上で邪魔でしかない結婚や子供は「コスパが悪い」ものでしかないだけなのである。一方で、同じような経済状況であっても、愛するパートナーを得て、子供を得て、再生産可能なだけの子を産み育てるカップルも少数ながらも存在し続けている。

    「コスパ」を唱えて子を成さない人々が自らの遺伝子をそこで途絶えさせている一方で、遺伝子を次の代に繋げていく人々は少なからずいるわけで、これはこれからの時代への適者生存に向けた単なる淘汰圧で、それはそれで良いのでは、と私は個人的に思っている。


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    毎日新聞 客員編集委員

    痛烈な指摘です。日本の先を行く韓国の超少子化の現状は、まさにこの指摘を具現化しているように見えます。結婚、子育てはとても面倒くさいものです。それを回避しようとする個人の判断は否定できません。問題なのは、結婚も子育ても望んでいる人たちがそれを選択できない社会になりつつあることです。これは憲法違反といった次元ではなく、人道に対する罪、人間の尊厳への背徳です。自由に結婚でき、子どもの数を制限しなくてすむ社会を目指すべきだと思います。


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    三ツ目株式会社 代表取締役 兼 CMO

    コスパ、タイパと言うときには、計画が立てられるものである、という前提があると思います。人生も計画どおり進んでいく、という発想が前提の場合、不確定要素が強く、コスパやタイパが悪いとされる結婚、子育ては選ばれませんね。かつ、現在結婚をしている世代や子育てをしている世代が辛い状況にあって幸せそうじゃない人が多そう、というのも選ばれない原因ですよね。

    私は人生何が起きるかわからない、という前提を持っています。仕事ではコスパ、タイパは多くの場合で求めます。一方でキャリアの遠回りをしてきた身としては、仕事も何が次に生きるかわからないと思っています。さらに、人生の大きな流れではたまたまいろんな人と出会えて今の自分になっているという偶然性も悪くなかったな、と思っています。誰に会うか、ましてや誰とパートナーになるかなんて計算してできるものじゃないですね。

    コスパやタイパを基準に人生を生きていくのも否定しないです。人それぞれに幸せならよいと思います。


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