デンマーク、女性も徴兵へ 欧州3カ国目、軍備再編
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安全保障を考えることは国の在り方、ひいては平和を考えることです。そのフィールドに女性が積極的に参加することを、ポジティブに受け止めます。
どんな分野でも、少数派の割合が3割程度を占めるようになると、変化が生まれやすくなると思います。デンマークでは既に志願兵の25%が女性ということで、実際に軍務に就く女性の実態が、女性を徴兵対象にするという変化に繋がったのではと思います。
平均的な体力や筋力に性差があることは否定出来ませんが、現代の戦場には体力や筋力以外の能力を求められる分野がたくさんありますし、個人レベルでみれば男性以上の体力筋力を持つ女性もいます。米国留学時のクラスメートには女性軍人も何人かいましたが、前線経験者もいれば、士官候補者もいました。
DE&Iを目的化するのではなく、DE&Iが結果として防衛力(軍事力だけに限りません)強化に繋がると示す事例になることを期待します。
注目のコメント
強制的な徴兵が国防力を本当に高めるかどうかは専門家によって議論が分かれるところのようですが、
脅威を冷静に分析し必要となる防衛力を備えることこそが、拡張志向を持つ権威主義体制による侵略を抑止する手段であり、日本もデンマークの姿勢に大いに学ぶべきかもしれません。
●フレデリクセン首相は「戦争がしたいからではなく、回避するために軍備を再編する」と強調。
デンマークにおける徴兵制と幸福度の関係について興味深い記事がありました。
「「徴兵制=不幸」は日本だけ…フィンランドが徴兵制を採用しながら「世界一幸福な国」でいられるワケ」『プレジデントオンライン』2023年9月
https://president.jp/articles/-/73426
なお、日本の防衛力について考える際、通常兵力のみならず、核戦力についても考える必要があります。
ロシア、中国、北朝鮮の核ミサイルが日本を射程に入れており、万が一東京を標的に核ミサイルが打たれた場合は首都圏の死傷者は1千万人を超えるとが予想されています。
「プーチンが狙う「日本の大都市」の名前…核ミサイル爆撃で起こる「ヤバすぎる現実」」『週刊現代』2022年3月
https://gendai.media/articles/-/93153?imp=0
通常兵力の増強も大事ですが、ウクライナの事例が示すように核による恫喝も効果的であるため、核戦力についての議論も防衛力強化を議論する上で不可避と思います。『18歳から32歳までの男子が対象。女子は免除されている。兵役期間は4ヶ月となっている。但し、4ヶ月経過後に希望者は期間延長が可能(期間延長した場合、海外へ派兵される可能性がある)。』Wikipediaより
軍務も平等なのだろうか?
男女平等と考えは大事だけれど、個人的には反対。女性は減らしたくない。