「めちゃくちゃ上がっていますね」なぜ高い?ホテル価格を徹底調査【Nスタ解説】
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サウナについてるカプセルホテルで6000円の時代ですから、ちょっとビックリします。
カプセルホテルに外国人は見たことがないのでインバウンドというわけじゃないと思うんですけど。。
注目のコメント
プライベートなのか、ビジネスなのかで話が変わってくると思うので、ビジネスの立場でちょっと違う視点の話をします。以前も同じ話をNPで書きました。
辺鄙な場所にあるホテル併設の会場で学会が開催されたときのことです。誰もが知る大企業の研究員の方々は社内規定の金額を超えるので宿泊禁止、かわりに会社の系列の旅行代理店が手配した片道1時間のところにあるホテルに宿泊されていました。差額を自己負担して自由に宿泊先を決めるのもNGとのこと。費用を安く抑えるという理念は理解するものの、私は逆に「ああ、徒歩1分で移動できるホテルがあるのに、連日往復で2時間も無駄な時間を費やすことを社員に強いている事実をなんとも思わない会社なのだな」と残念に思いました。ホテル業界は変動相場制、ダイナミックプライシングが普及しているので、需給のひっ迫が素直に値上げに直結しています。需給がひっ迫する原因インバウンドの増加です。外国人から見れば、円相場の下落とインフレ格差で、これでも格安に見えるのです。この国は、もはや物価が日本人価格と外国人価格で二分される、途上国のようになってしまいました。ホテル料金は外国人価格なので、付いて行けない日本人や日本企業が出るのは当然です。対応としては、日本が所得の高い先進国だった時代の幻想を捨てて、早く新しい現実に適応するしかないと思います。民泊やドミトリーや三ツ星クラスなど打つ手はあると思います。