フィットネスクラブの倒産が過去最多 市場規模は拡大、淘汰進む
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注目のコメント
廃業数が増えたというデータだけから「淘汰が進む」という見出しになっており、ミスリーディングだな、と感じます
少しググっただけだとしっかりとデータは取れませんが、近年の肌感としては市場の活況、ヘルスケア、特に「予防分野」への関心の高まり、参入障壁の低さなどから参入が増えているように感じていて、いっぱい入ったので計画が甘かったところが潰れたり、零細が撤退したりという可能性が高い気がしてるので、そうだとすれば「淘汰が進む」という日本語で想起される市場の状況とは大きく異なります
さっと見たところでは事業者数の推移や参入事業者数のデータが無かったのですが、少なくとも新規店舗は大きく増えていてこれが、チョコザップなどの大手が増えてるだけなのか、新規参入も増えているのか次第ではありますが、仮説的には両方の要因がありそうです
https://www.profitjapan.co.jp/archives/2808年々健康志向が高まっているように見えますが、フィットネスクラブのピークは2018年で、昨年は回復期でした。
> フィットネスクラブの利用者数は右肩上がりで、ピーク時の18年は2億5600万人だった。だがコロナ禍で20年の利用者は1億7158万人まで減少。新型コロナの影響が落ち着くと利用者数は回復傾向にあり、23年は前年比3%増の2億1679万人まで回復した
利用者が人口より多いのは、複数のジムに契約しているからでしょう。サブスクのように契約を忘れて放置している人がいないといいのですが。一時期パーソナルトレーニングのジムが増えた(大手ジム出身者だろう)が、理由は参入障壁が低いから。初期の設備投資も少なくメニューも対して変わらない。
ゆえに市場が変化、部分的にシュリンクしたときには立ち行かなくなる。競争が激化する。わかりやすい話。