ベースフード、カビ発生イメージ払拭へ。パッケージ「透明化」に安全管理強化もアピール
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注目のコメント
記事の本筋とは関係ないかもしれませんが、さまざまなものが「透明化」していますね。
今回のベースメントもそうかもしれませんが、「透明=中が見えて安心」というイメージが出てきているのかもしれません。
建築では、スターバックスなどに代表されるガラス建築が、チェーンストアの主流になってきています。オシャレで安心安全にコーヒーを飲むことができるイメージがあるからですね。
デザイン全体の流行の中で今回の施策も捉えることができる気もします(デザインに関わらず、カビ対策はしないといけませんが)ベースフードが商品の安心安全に向けた取り組みを公開しました。
昨年10月のカビ発生以降、何が原因だったのかどういう対策をするのか、具体的な中身が分からない状態が続いていましたが、今回のサイト公開に合わせてこれまで進めていた具体的な対策の一端が示された形です。
カビ問題への対応という意味だけではないということですが、包装容器の改善などは2023年11月から段階的に進めており、その対策である側面は否めません。
シール部の透明化は、中身を見えやすく・・・というよりも、シール(熱で包装容器を封じる)する際に不均一にならないようにする側面がありそうですね。現状のBASE FOODのパッケージは、裏面を見ると部分的に透明になっている部分と不透明になっている部分があります。色が違う部分は熱による接着のしやすさが変わるので、シール不良発生率が高まる要因になっていたのではないでしょうか。包装の材質も穴が空きにくいものに変更したようですので、受託生産先や輸送工程での穴開きリスクを潰そうとしているのかな……と感じます。私自身、この製品のカビ問題が公になるだいぶ前にカビが生えている製品を購入してしまった経験があります。
その時にカスタマーセンターに報告した時の対応もあまり良くなかった(と言わざるを得ない対応)というのと、実際にその時は企業として対応をしっかりしてなかったのだと思うので、どうしても悪いイメージが払拭できず、それ以来購入していません。
一回失った信頼を回復するのはなかなか難しいなと、改めて自分の経験として思う次第です。