【特別取材】藝大生が挑む、生成AIとアートの新たな地平
コメント
選択しているユーザー
単純に映像作品としても面白かった。
さらに、制作プロセスの公開により、
どういうふうにAIを使うことで自分の創造性を広げられるかも理解が出来た。「この道具はこう使うといい感じ。」という提示。
そして、この記事中に差し込まれるMidjouneryの画像が、またバラエティに富んでいて良くて、かつ記事の内容とイメージがしっくり合っていて、ここまでAIで出来るんだなぁと感じた。
注目のコメント
「拒絶感というより、これで私のやりたい事に集中できるぞ!っていう期待が大きかったですね。」
この一言に尽きると思います。頭の中に詳細にイメージできれば、それを表出するのにはAIの助けを借りる。習得に時間を要する描く技術は不要になります。
空想力こそ創造性の本質だとすれば、どれだけ具体にイメージできるかが問われます。アートの本来あるべき姿かもしれません。AIを単なるツールとしてではなく、創作プロセスの一部として捉える重要性に気づいたというKALINさん。これは素敵な考えだなと思いました。確かにツールと捉えると、単一的なアウトプットしか想定していないことになりますから、多様な使い方があると捉えているところが流石です。
話題の作家、KALINさんに特別取材させていただきました。創作にAIを用いるだけで賛否両論生まれる現在において、あえて卒業展示という注目の集まる場でAIとの共創作品を出すのはかなりの覚悟が必要だったのではと思います。一方でKALINさんの展示を見て、新たな可能性に気付いた人々や、やってみよう、と感じた人も少なくないはずです。生成AIはこれまでにない未知の技術である側面があります。使っていきながら、対話を重ねながら適切なルールを考えていく必要があります。KALINさんの作品はそういった流れにおいて不可欠で重要なことを我々に問いかけているように感じました。