運用大手2社、PBR1倍割れ企業の「社長」選任に反対 - 日本経済新聞
日本経済新聞
7Picks
コメント
選択しているユーザー
基本はROE基準の強化ですね。
今年4月からROEが3期連続で5%を下回り、かつPBR1倍割れする場合に代表取締役に反対する、というのが新しい基準のようです。業種相対は廃止のようです。さらにこれまでは代表取締役の「再任」に反対だったのが、「代表取締役に」反対なので、新任でも反対するということでしょうか。さらに2027年4月からはTOPIX構成銘柄ではこのROE基準を8%に引き上げるようです。しかもエンゲージメントに応じないとそれ以前でも反対、という補足つきですね。なかなかですね。
以下が三菱UFJAMの議決権行使基準です。
https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:4b9924d5-5ab6-4e1a-8551-a84764616f78
日経の記事本文では「再任」に反対のようですが上記を見ると再任は消えてます。
注目のコメント
これはかなり大きい動き。特に気になるのが、対象外業種を設けるのか、という点。
三菱UFJAMについては、親会社のMUFGがPBR1倍を超えたことが話題になっているが、金融機関は資本規制もある。特に地銀はPBRが1倍に遠いなかで、この基準をヒットするのはかなり厳しいのではないかと思い、どうするのだろう。