20代の7割超 転職条件は「給料」より「働きやすさ」
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厳しい環境の方が成長できると感じていただけに、驚きの結果でした。また、8割はスキルアップのために「転職が必要」と答えている点も納得しました。
変化が激しい時代だからこそ、企業風土を変えながらスキルをつけていくことが求められることを改めて考えるきっかけにもなりました。
注目のコメント
給料の優先順位を落としてでも働きやすさなどそれ以外を求めたい、という趣旨のコメントが後半ずらりと並んでいました。企業風土など自分ではコントロールできない要素のほうが転職経験者には気になるものなのかもしれません。
600人中80人と少数派でしたが、転職先に「厳しさ」を求める人もいます。報酬とキャリアアップの可能性を信じ、高い目標を達成したいという向上心が原動力となっているようです。Job総研が発表した「2024年 転職条件の実態調査」によると、20代はキャリアにおいて給料よりも働きやすさを優先する声が目立ちます。また転職の際にも高い成果主義や失敗を許さないプレッシャーのある風土を避け、「ゆるさ」を求める人が多いようです。この結果は、年代別にみると40代の声が最も多く見られました。
終身雇用制度は崩壊しつつあると言っても、長く働き続けることができるストレスのない環境を求める人は多いことが分かりました。ただ一時でも自分のスキルアップのために「厳しい」環境を求める人も多いはず。長く安定して働ける職場を求めているのか、スキルアップできる環境を欲しているのか...当然ながら転職の目的によっても変わってきそうです。20-30代のうちに、40-50代を生き延びる知識か経験かスキルを身につけておきたいですね。
20-30代に楽をしすぎるか、または、時間だけ奪われるだけの仕事をしてしまうと、40歳以降はつまらない人生になると思います。
