大切だけど、よく知らない。女性活躍の大きな課題「ヘルスケア」の話
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2023年頭に資金調達が完了した時、私は緊張が溶けたためか、3日ほど「文字が読めなくなってしまった」のを覚えている。
ちょうど生理前の時期と被ってしまい、PMS(生理前の不調の総称)がいつもより酷くなってしまったのだ。
社長が3営業日も稼働が止まるなんて不味すぎると思い、速攻すがりついたのがmederiさんのオンラインピル処方だった。
金曜の夜にオンライン診療をして、日曜の朝にはピルが手元に届いた。
近所のコンビニが千里の道ほど遠く感じる体調不良時に、オンライン完結のサービスがどれだけありがたかったか。
人知れず、誰にも言えず、なんなら働き詰めた自責の念に駆られている女性は少なくない。
mederiさん始めとしたオンライン完結のヘルスケアサービスが、救っている女性を代表して感謝を書き込みたい。生理に関する悩みは、人それぞれ異なるため、女性であっても他人の症状を理解することは容易ではありません。
女性の生殖機能を持つ人は、10歳ごろから生理とともに生活していかなくてはなりません。
生理は不快で痛みがあり、精神的・体力的にも辛いものですが、「そういったことに耐えてこそ子どもを産む準備ができるのよ」と周りの大人から言われ、女性は生きています。
生理の影響で仕事に支障が出ること、そのためにしていることを、職場がどれだけ理解しているかが重要だと思います。
記事にもある通り、体の問題はプライベートな課題ですが、仕事の成果や効率にも大きな影響がおよぶと考えられます。そうなると会社にとっても重要な問題ですよね。女性の健康課題に関する福利厚生は増えてきています。
現場ボトムアップ型、人事/組織側からの提案、もしくは双方が同時に自然発生しているパターンもあります。どういうパターンでも、当事者の声を聞いて、実際に活用されるための努力もしたうえで制度が運用がされていくべきで、今回のmederiさんのように、サービス提供側がそうした企業の運用に並走するのは重要なことだと感じました。
また、社長の坂梨さんご自身、不妊治療の経験などから「実体験として生殖機能の重要性と知識量のギャップに衝撃を受けて、これは変えていかなければと思ったんです」とおっしゃっており、原体験が事業につながっている点からも、非常に熱量を感じました。