スノーピークはなぜ失速したか〜印象戦略の落とし穴〜
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純利益99.9%なのになぜ2月に全社員に以下のようなベースアップを実施し、その上、1年前の株価の半額でMBOしようとしてるのか、株主軽視の悪意すら感じる。 これで再上場とかしたら、以前のハゲタカファウンド共謀パターンです。
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株式会社スノーピーク(代表取締役 会長兼社長執行役員:山井太、本社:新潟県三条市、証券コード:7816)は、国内で働く正社員・準社員を対象に、2023年2月支払い分より基本給を一律で3%引き上げるベースアップを実施いたします。
またスノーピークの顧客接点の要となる店舗の勤務者を対象とした店舗営業手当および店長手当、さらに業務領域のスペシャリストを対象としたエグゼクティブ手当、居住地域に応じた住宅手当を新設することをあわせてお知らせいたします。
今回のベースアップや手当の新設により、平均で10%、最大で29%の処遇アップを実現
注目のコメント
キャンプ好きでスノーピークファンの私の考え。
毎年値上げしたスノーピークのテントは10-30万の価格帯
コレクターでない限りは3つも4つもテントは買うものではない。(夏用、冬用の2つがあれば十分)
供給量が不足していた2022年か2023年の春くらいまでは、テントを衝動買いしても中古で売れば儲けが出たので、もう一個テント買っておこうかとも思えた
供給が増えて店頭にも在庫が出てきた2023年夏あたりからは中古価格が下がったので、慎重になった。
決算の月次データでもでていたが、コロナ明けのタイミングもあり、卸店舗の販売数が低下したのはセールしても売れなかったからだと推測
アパレルの販売売上は伸びてたので、ブランドイメージ低下による客離れはあんまり起きてないはず。でもこの後V字回復したらどんな意見になるのだろう?
スノーピークコアファンのN1分析をしてスーパーロイヤルカスタマーをどう分析し、その上で考え抜いた打ち手で今があるとするなら一時的にこうなることはひょっとすると予測していたかも知れない。もちろん単なる悪手の連続かも知れないが詰まるところは当事者しかわからない。
ひとつ正しい判断はMBOは妥当だと思う。「やはりその「想い」とユーザーの「願い」に、徐々に齟齬が生まれてきてしまっていた。」
想いと願いに齟齬があるのは当たり前の事で、それでこそ「ブランド」なのであると。
ではその齟齬を埋める為には、「詰め」で無く、「布石」の持続可能性に息切れしてしまってはいけないのだと思います。