飛ぶように売れる「インバウン丼」、強気価格が映す安いニッポン
コメント
選択しているユーザー
本当に良いもの、価値あるものを高く売るのは正しい。
商品の価格と品質はバランスが取れなければいけない。
今の所得の二極化が進む中で、安くて美味しいモノと高いが本当に舌を唸らせるものしか生き残れないのは正しい姿だといえる。
しかし、いまのインバウンドマーケットにはそうとは言えない価値のない便乗商品、サービスが溢れ出しているようにも思える。
しかし、これも言語の壁、SNS など情報がデジタル技術によってまもなく淘汰されるだろう。
ただ、気になるのはメディアはすぐに値上げに敏感に反応して、temuなどの低価格商品などを取り上げて、モノの価格が上がることに対してネガティブな記事を書く。
すると、モノの価格を上げづらい雰囲気が蔓延してしまう。となると、価格を上げずに利益を上げる戦略を企業は立てざるを得ない。だとすると、賃金は上がらない。
メディアの責任は大きいように感じる。
注目のコメント
「強気価格」と表現されていますが、金額の大小はあれど昔から観光業界には「観光地価格」というのが文化としてあります。
・有名な寺社仏閣や有名な通りだと2-3割り増しで販売されている
・スキー場内だとランチが1500円する
・道の駅だとローカルなお店より定食が500円高い
などなど
「地元の人達はいかないお店だよ。あそこは観光地価格だもん」と地元民は言うこともしばしば。
それでも最後に食べる場所を選ぶのは観光客なので、ニーズがありビジネスとして成立しているのであればそれは素晴らしいことだと思います。
豊洲もニセコも地元民から愛される居酒屋やお店も一定ありますからね。これだけ情報化社会なので、安いところを探そうと思えば探すこともできるとは思います。高くても支持されるお店もあります。
中長期的にインバウン丼が事業として伸びていくのかは注目したいところです。ホテルの宿泊料金などがダイナミックプライシングを導入しているように、日本の飲食店にももっと導入していくべきだと考えます。
現在は、時間帯で価格の上げ下げを行なっているところが多いようですが、日にちや時期、場所でも価格に変化をつけるとよいと思います。
時価、というのは、飲食が最もふさわしいと思います。
ダイナミックプライシングは、顧客との信頼関係や期待値を見ながら実施することが重要になってきますが、観光立国日本となった今、これまでの当たり前を見直しても良いのではと思います。