【詳細分析】年収が上がる「キャリアパス」の最適解
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以下引用
「法人営業という仕事は、めちゃくちゃ大変ではあるのですが、数ある職種の中でも『会社のビジネス全体』を感じられる点がアドバンテージです。
新規開拓して、お客さんとの信頼を築いて、資料を作成して、プレゼンして、自社で根回しをして、お客さんのほうでも根回ししてもらって、クロージングして、アフターフォローして……という一連の流れがすべて味わえる。
しかも、基本的には断られるので、仕事とは断られるのがデフォルトだという真理にも気づけます。
だいたい、法人営業を完璧にやれる人なんていないので、8割方は心が折れるなかで、自分はこの分野が得意なんだということを体で気づけるというのが大きいですね」
注目のコメント
自分のやりたいことがばっちり決まっている人であれば、短期的な年収のアップダウンを気にすることなく、目的を持ってキャリアパスを描くことができるでしょう。しかし、多くの人はそうではない…というのが、本特集の出発点のひとつでした。
では、キャリアに迷える人はどのようなアクションを取ればいいのか。場当たり的な転職をするのではなく、長期視点で年収を上げるための「賢明な」選択とは何か。その点で、転職のプロたちが揃って注目するのが「営業経験を積む」ことでした。いま改めて注目したい、営業の強さをひもときます。就職/採用は情報の非対称性が非常に高い分野(本人もわかっていなかったりする)。なので、採用側としては、リファレンスをとっても学歴、前職の企業名やポジションなど見えて「言い訳」になりうる点が強調されがちです。自分を売る側としてはそこをどう突破するかが課題になる一方、短期的な目線だけにならないように(成長できるかなど)しないといけません。その意味で「今の会社がヤダ」となる前に、いろいろ動いたほうが良いように思います。