ナワリヌイ氏は「突然死症候群」 ロシア当局が母に説明、陣営反発
コメント
選択しているユーザー
死者を悼んで献花をするだけでも拘束されるのであれば、反プーチン運動のリーダーを選挙前に殺したとしても、何の不思議もない。そんなことをして当選する大統領は、不正選挙か、国民を恐怖心で押し込めるか、でしか勝つ方法がない。それをあたかも普通のことのようにやってのけるのがプーチンであり、それを認めてしまう社会ができてしまっているということなのだろう。
注目のコメント
病名に「症候群」とつくものは、その原因を問いません。例えば、よく知られる「かぜ」の本来の病名は「感冒症候群」ですが、その原因となるウイルスは100以上に上ります。それらは原因はまちまちですが、症状が同じであれば全て「感冒症候群」ということになります。
成人の突然死の過半数は、心臓の冠動脈と呼ばれる血管の問題であることが知られていますが、仮に薬物や毒物などが実際の原因でも突然命を失った場合には突然死であり、病名自体には問題はなく、「嘘」ではありません。
原因を問うていないので、「病名」自体の間違いではないと思いますが、特に背景となる持病などが明らかでない場合には、死後に原因究明のために解剖などを行うのが一般的です。そうした経緯の詳細な報告を欠いている状況で、原因を問わない病名を「死因」と呼ぶのは違和感があります。ロシア政府は、ナワリヌイ氏の遺体が「行方不明になった」と主張していて、遺族に引き渡されないので、死因について確認のしようがないのですよね。
刑務所で亡くなった受刑者の遺体が行方不明になる、というのは不可解なことですが、ロシアではよくあることです。