「価格が高い」という意識はどう形成されるのか
消費者心理を知るためのエビデンス
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「価値」と「価格」は違う。
価値は「主観」。例えば、他人がダサいと思った服でも自分がカッコいいと思うなら(効用を感じるなら)価値はある。逆に世の中でどんなに人気があっても自分が好きでないならそこに価値はない。企業“価値”評価なんて主観のいい例で、最初は客観的なデータを基にしつつも、最後は主観で上塗って評価する。
一方で価格は「客観」。相手がいて初めて決まるもの。
例えば、株価は、(基本)簿価で表現されている純資産が将来的にどうなるのか、上下に交錯する不特定多数の投資家の「価値」観が一致したところで価格として表現される。
つまり、価格が値引きされていようがいまいが、そもそも対象物が示す価格に対して自分が求める価値が一致するか。これを意識していきたい。単品価格だと内部参照価格が消費者側に支払意思額として固定されてしまうので、バンドリングやプラットフォームで提供したり、従量課金やダイナミックプライシング(価格差別)を導入したりしてますね。
店舗改装を行う建設業です。見積を出すと必ず高いから始まります。
顧客が何も提示のない状態で考えている値段は、適正価格ではなく、希望であり都合です。業界の相場や価格帯の話を行い、理解してもらうことから始まることがほとんどです。