NYダウ 一時700ドル超の大幅な値下がり 消費者物価指数発表で
NHKニュース
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きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅安。
取引開始前に発表になった1月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで米株式市場は売りが強まりました。
米国債利回りも急上昇し、IT・ハイテク株も利益確定売りが強まり、ナスダックも大幅安となっており、ダウ平均は一時757ドル安まで下落。
米株式市場には高値警戒感が出ており、上値も重くなってきていた中で、きょうの米CPIはポジション調整の大きなきかっけとなったようです。
市場の早期利下げ期待を正当化する内容ではなく、市場は利下げ期待の大幅な修正を迫られています。
短期金融市場では3月利下げの可能性がほぼ無くなったほか、5月の可能性も40%以下に大きく後退。
6月までなら80%程度、完全織り込みは7月以降にずれ込んでいる 状況。
その米CPIは、総合指数が前年比3.1%、コア指数が3.9%と、伴に予想を上回りました。
また、コア指数の前月比は0.4%の上昇と過去8カ月で最も高い伸びとなり、ディスインフレへの道のりの険しさを浮き彫りにしています。
FRBが注視しているとされる住居費を除くサービス業のインフレ、いわゆるスーパーコアも前月比0.8%の上昇と大幅な上昇となりました。
本日の米CPIはFRBのタカ派姿勢を裏付ける内容となりましたが、市場の織り込みは別にして、エコノミストの間では、夏以降から利下げを開始し、年内は0.25%ずつ3回の利下げにシナリオをシフトさせた模様。
金利急上昇もVIX上げソコソコでGREED継続。
一方で原油価格推移は今まで以上に重要に。