10年の保証期間が過ぎたから部品交換したい「エレベーターの修理」を急ぐ職員に前明石市長が言ったこと
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エレベーターの10年の保証の内容はよく分からないが、どんな製品でもメーカーが「〇年でこの部品交換しないと安全性を保てない」としている場合がある。
それは「修理」ではなく「定期メンテナンスでの部品交換」でメーカーが決めた期間内に絶対やったほうがいい。
今何事もなく稼働しているとしても、メーカーがみている安全性のバッファの範囲だと思う。
壊れてから直してたら遅い。ましてやエレベーターのような利用者の安全がなによりも重要な機械であればなおさら。
担当職員は本当に「修理」とか「市民が怒り出す」と言ったのだろうか。。。機械部品はすり減る。一つがすり減ると違う所に影響が出て、違う所がよりすり減る。そうするとまた別な部分がすり減る。これがループして加速度的に消耗し、突然プツッと逝ってしまう。例は枚挙にいとまがない。だからこそメーカーは「推奨交換時期」を指定して、交換修理をするように促している。勿論メンテで儲けたい気持ちもあるが、基本は安全に使うためにはこのくらいの頻度で交換が必要だよね、という今までのデータに基づくもの。
「止まったら修理すればいい」は考え方としては良くない。安全に止まればいいが、必ずしもそうなるとは限らない。乗っていた人が閉じ込められたり、ケガをしたりする可能性もある。適正にメンテをしていてそうなったらメーカー側の瑕疵を主張できるが、そうでなければ自分たちの責任を問われる。また、修理中に不利益を被る妊婦や老人、子連れ、車椅子の人のことを思えばこういう考えにはならんだろう。
前明石市長の言っていること(ここだけ切り出してだが)、「歯が痛くないから歯科健診には行かなくていい、体が悪くないなら健康診断に行かなくていい」と等しい。個人で責任が取れる範囲であれば問題ないが、行政の長としては如何なものかと思う。また、これで引き下がる役人もどうかと思う。前提を疑うことは大事なのは確かですが、エレベータの事例に関しては、鈴木さんがコメントされている通り「マズい」。発生したら取り返しのつかない事故に対する予防の観点が抜けまくってる。
この前市長さんの場合、前提を疑うところまでは良いのだけれど、その後は先入観でゴリ押ししてるだけに見えます。こんな人が上司だったら、違う意味でやり難い。