バルミューダが赤字に転落 23年度、スマホ事業撤退の特損ひびく
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決算資料と他の記事(https://japan.cnet.com/article/35215101/)も読んでみましたが、スマートフォンの失敗と原材料費高騰で収益悪化したということが基本的な要因だと述べられています。
スマートフォンは何故開発してしまったのかと思いますが、やめたことを評価すべきだとして、既存のカテゴリーの家電が、ブランドが強ければ値上げなどで価格高騰に対応出来るはずです。コスト増ということは、それが十分出来ないことであり、背後にはカテゴリー内の模倣製品群に機能性やデザイン性などで必ずしも優位が構築できていないからなのかも知れません。
ホットプレートは好調とあり、これは使用方法を含むデザインが既存製品とは異なるのがよくわかります。とはいえ、これも模倣されるまでの勝負かなと思いもします。
製造業として製品単位での価値の差異化をすることで収益を獲得するというのは、大変なことだなと感じます。同社のコアコンピタンスはどこにあるのかなと思ったり。
そうなると、その製品市場が持つ構造的な問題の解決に踏み込んでいるかどうかが大切なのかなと思うのです。ダイソンは掃除機が吸引力が落ちるという既存製品の問題に切り込んだと言えます。
AppleのiCloudで製品間の連携をしたサービス構築はこの規模の会社は難しいでしょうし、今後もニッチ製品のキラリと光るデザインでの勝負になるのかなと思いますが。
どのくらい投資しているのか分かりませんし、本気で製品化するのかは分からないですが、風力発電が果たして単に製品として良いという以上に、事業モデル全体として既存の市場の課題解決をもたらすものなのか、そこに今後は注目したいと思います。上場当初(3年前)は1万円、いまは1350円。
利益改善と固定費圧縮は良い。が、それだけを掲げる会社に期待を持ちづらい。なにせアイディア勝負の会社だが、今わかっている新製品はトースターとグリーンファンシリーズだけ。目新しいものを出さなければ成長はないと考える。
おそらく「長い時間かけて作った製品が爆発的に売れる→そのお金で次の製品に長い開発時間をかけられる」というサイクルが最適。
しかし、そのサイクルを自らバルミューダフォンで破壊してしまった。このサイクルを取り戻すには、随分と長い時間がかかりそうだ。デザイン性がとても良く、扇風機、炊飯器、トースター、コーヒーメーカーなど、使ってきましたが、自然故障がとても多いメーカーです。
二回目に炊飯器が壊れた時には愛想が尽きて処分しました。
私の実家や友人宅でも同じような現象が起きており、数万円払うと新品を再度買えますが、もし品質が上がり故障が少なくなり、この買い替えの収益がなくなると更に赤字が増えると思います。
メーカーとして建て直す必要があると思うので、日本の大企業が買収して、設計や製造フローを見直してブランドを再建すべきではないかと、元ファンとしては感じています。