プーチン大統領が米司会者のインタビューに応答 「準備ができ次第」公開へ
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カールソン氏によるインタビューは、同氏のXで観ることができます。2時間に及ぶインタビューでプーチン大統領の発言は英語に翻訳されています。
https://x.com/TuckerCarlson/status/1755734526678925682?s=20
同氏が述べるように、プーチン大統領は、なぜロシアがウクライナに侵攻するに至ったか歴史的背景を縷々述べています。
また、プーチン大統領はロシア側は停戦協議に応じる姿勢をとってきた、1年半前に停戦は可能であったが英国の干渉もあり頓挫、国境問題や債務問題を抱える米国がウクライナに支援するのは合理的ではなく武器支援を止めるべき等を語っています。
プーチン大統領はポーランドやラトビアを攻撃する意図はないとし、NATOがロシアを負かすことは不可能であると強調し、停戦へ誘導しています。
他方、インタビューでは「ウクライナ各地でロシア兵が犯したとされる戦争犯罪、国際刑事裁判所がプーチン氏に逮捕状を発行するきっかけとなったウクライナの子どもたちのロシアへの強制連行、政治的ライバルたちの死、反体制派の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の収監などについて」は質問されませんでした。
米欧大手メディアはインタビューが右派ジャーナリストのものとしあまり大きく扱っておりませんが、米国内の関心は小さくないと思います。
NHKは「カールソン氏はトランプ氏に近い存在として知られています。プーチン大統領としてはカールソン氏のインタビューに応じることで、トランプ氏やその考えを支持する保守層などに自身の主張を訴え、アメリカの世論に対して影響を及ぼすなど、揺さぶりをかける思惑もあるとみられます」とし、大統領選挙への影響を指摘しています。
以下、関連報道です。
https://jp.reuters.com/world/security/UIQJAMNKO5IAPORZRYP6Y3GYRA-2024-02-09/
https://sp.m.jiji.com/article/show/3162912
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240209/k10014353471000.html
https://www.bbc.com/japanese/articles/czq4nwv8qjzo