【真相】脳科学が示す「紙vs.Kindle」論争の答え
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20代の頃はベストセラーばかり読んでて、読書中に余り考えても無かったように思います.
30代手前から、スタンスを定めて、基本的には紙、幾つかのルーティン(電車、カフェ等)の中でモードを入れて本を読み、限られたエッセンスを深く対話するようにしてます.面白ければ、再度読んだり、同じテーマの別アングルの著作を1〜2冊追加で読み多面的に捉える.ショーペンハウエルの、「読書について」が読み方の骨子を形成してくれました.
ただ、電子の利便性は捨てがたいので、新書や、軽めの内容の書籍、取り敢えず「読んだ」となりたい本は電子.スキムリーディングを前提にニュースのように読んでて、本記事通りだと感じました.
内容の軽重は、古典で無い限り、著者でなく編集者・訳者で判断をすることが多いです.
注目のコメント
まず,「紙の本」が「電子書籍」より良いのは,厚みが分かる点.
まず手に取って本を開いてみて字の大きさを確認し,本の厚みから情報量と読み終わるまでの時間を直感的に知ることができる.読んでいる最中も現在の読んでいる位置と,終わりまでの長さが即座に分かるのが良い.これが分かると,この先の展開の想像がつく.電子書籍では,そういった直感が働かない.
また,本の装丁は出版社と作家からのメッセージである.さらに本屋には,本から発せられる「手に取って!買って!」のようなオーラ的なものが感じられるが,Amazonのリストからはスーパーに並ぶ魚の切り身のようにそれが感じられない.特に古本屋では,追い詰められた本の断末魔の叫びが感じられるのは私だけでしょうか.
テキスト,専門書的な書籍は電子化されていくでしょう.たとえば,アメリカの大学では,大量の専門書を読んで予習してくることが要求される.そういう人にとって電子書籍は便利で,たぶんそういうことを経験した人たちが書籍のデジタル化を牽引しているのではないでしょうか.
「紙の本」は必ず残ります.
情報はネットだけ,紙の本や新聞も読まないと言っている人がいる.そういう人は,ラーメンを語るのにインスタントラーメンを食べるだけで,ラーメン屋のラーメンを食べたことのない人と等しいでしょう.もちろんインスタントも必要です.でもたまには本物を食べたいでしょう.私たちの「読む力」は退化している――というショッキングな指摘から始まる、刺激的なインタビュー。単に紙とデジタルの対比にとどまらず、「読書とは、他者/自分の『思考』との対話である」「読み飛ばしに慣れると『遅く読む』ことができなくなる」など、読書の本質にかかわる重要なメッセージが満載。うっすら感じてはいたことが言語化された爽快感があります。
「ある本のどこに何が書かれているかと聞かれたとき、紙の本なら視覚的に思い出すことができます。本の前半3分の1あたりの、左側のページにあった……といった具合です」
まさに!
私はこれを経験的に強烈に感じるから新聞も本もいまだに紙派です。読書もビジュアルで捉えているんですよね。
一方でキーワードやケースを過去に読んだ本の中から検索するとなると、デジタルに軍配が上がるでしょう。