欧州で感じたブランドコミュニケーションの変化
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1月末に欧州視察に2週間ほど行ってきました。
サスティナビリティが大切だ…とキーワードは出てきていますが、
・サスティナビリティ推進の起点となっているEUはどんなルールをつくっているのか?
・ブランドはどんな動きをしているのか?
・生活者の意識や購買行動はどう変わってきているのか?
などを現地に行って理解したいと思っていました。
記事では、現地で肌で感じたことを書いています。
これからブランドが情報発信をする上でポイントになってくると感じたこと2つ
1. 「機能性だけではなく、地球・社会にとっての意味」を伝えるコミュニケーション
2. 「課題解決だけではなく、問題提起」を伝えるコミュニケーション
欧州が良いから全て見習おうと言うつもりはないです。
・欧州から学べることは学び、表面的な真似事にならないようにする
・日本独自のブランドコミュニケーションの考え方も体系化・発展させる
などができたら良いなと考えています。
注目のコメント
サステナビリティへの対応は、お客さまに対するアピール要因ではなく、企業として社会責任を果たすための前提になってきている、つまり、あるべき姿になりつつあるのかなと。
一方で日本は、良い事を行なってもそれを言わないのが美徳、とされており、サステナビリティ対応もかなり前からやっていても表に出さない企業が少なからずあります。
これからは、社会のお手本となる又は刺激を与えるために開示する姿勢も求められそうなので、こうした記事などが参考になるかなと思いました。広告業界では10年前から同じような事を言っていたと記憶していますが、企業と生活者の“ブランド”という記号のやり取りの仕方は10年で大きく変わったことだと思います。一方的な発信や瞬間風速的な面白さを求められ一定通じてきていた時代から、ここでいう意味性や課題解決を細かく変えながら生活者と企業がやり取りし続けて更新し続けるのが現実であるように思います。