【直撃】楽天の背中を追え!ANA「マイル経済圏」の勝算
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ANAグループの「経済圏」への取り組みは、実はコロナ禍で飛行機が全く飛ばなくなってしまった
2020から始まっています。当時、その動きを近くで見ていた一人としていうと、「フライトが止まる=マイレージの価値が溶けていく」という
現実に向き合い、4,000万人のマイレージバンク会員を離散させないよう、彼らに刺さることなら何でもやろう、という意気込み(というか決意)がものすごかった
ことが何よりも印象に残っています。
コロナ禍の真っ只中で「マイレージバンクの会員=フライトを伴う出張を頻繁に行うビジネスマン、教育水準が高く、フローの収入もあり、多忙」とおいて、
その彼らが求めているものをリストアップした上で、「ETFを黙って買うというのではない、ライフスタイルやリスク選好に応じた個別株を買って、楽しみながら資産形成する」投資プラットフォームを作る、という意思決定が行われたのはある意味画期的なことだったと、今振り返って思います。
それは、2021年の11月にローンチされ、今ではマイレージ会員以外にも範囲を広げて活用されるプロダクトになっています。
当時は、時間が勝負ということで、ANAが自分で金融取引に必要なライセンスをとるというのではなく、弊社グループが持つライセンスをシステムと組み合わせで提供する、という金融サービス仲介の仕組みが採用され、それは今でいいう「プラグイン金融(埋め込み型)」のはしりと言っていいものです。
こういうものが、他にもあり、それらが束になった「ANA経済圏」には、よくある表面的なマーケティング企画、とは一味違う力があるような気がします。
<WealthWingについて>
https://wealth-wing.com/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000012138.html飛行機に乗った距離だけ貯まり、航空券に変えられる、おなじみのポイントサービス・マイル。ANAは、このマイルを日常に根ざしたものに変えようと意気込んでいます。今や、普段のコンビニやスーパーでの買い物でもスマホで簡単にマイルを貯められるそう。
一方、他のペイに比べると圧倒的に後発。勝ち筋をどう描いているのか、キーマンのインタビューをお届けします。スマホ決済はポイントの「貯め方」も大事だが、今後は「使い方」の勝負になるだろうという指摘になるほどと思いました。他社のペイの使い道のバリエーションも比べてみたいです。皆、なんでこんなに「○○Pay」を作りたがるのだろう?乱立こそ消費者に不便を与え、経済的に非効率さを生じさせていることに気づかないのだろうか?
本記事の内容もコンサルが描いた紙面上の理屈にしか読めないし、それ以前に、他社と内容は微妙に異なれど、全体感は同じ土俵で真っ向勝負を仕掛けてる。
何だかなという感じ。
そもそも特定の経済圏にどっぷり浸かる人(囲い込まれる)なんてごく一握りではないかと思いますし、ANAのような航空会社ともなれば消費者の生活の中に「常にいなければならない存在」として存在感を出すこと自体が非現実的のような気がします。
そこにANAとして多大なリソースを投入するのは競争上非効率で、ズレてる気がします。