中国の地方政府の国有地使用権譲渡収入は、2017年以降右肩上がりで増加し、21年にはピークとなる8.7兆元に達しています。23年は5.8兆元と、ピーク比で3分の2の水準にまで低下しています。国有地使用権譲渡収入は、政府性基金収入(特別会計に相当)の大半を占めており、急激な現象は地方財政に大きな影響を与えています。 背景にあるのが不動産市場の低迷で、足元では回復の兆しは見られませんので、このままだと今年もさらに減少する可能性が高いとおもいます。
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