突然の社長解任…名門企業で何が起きた?
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社内での経験がないところからCEOを招聘し、3年で解任となった事例です。
ガバナンスについて具体的な事例を用いて解説している動画です。
本件の具体的な理由については切り込んでいないところは追加取材をお願いしたいですが、ガバナンスのわかりやすい解説として必見だと思います。社長交代には、いろいろな理由があります。会社をさらに成長させるため、いったん事業を整理するため、新たな市場にチャレンジするため…。正直、次期社長が発表された直後は、会社がどう変化するかはわかりません。
でも、どんな社長人事でも、ステークホルダーが納得のゆく、会社の成長戦略、目指すべき方向性を示すことは必要だと感じます。
ガバナンス改革で、会社はどう変わるのか、課題も含めて、取材をしていきたいと思います。ガバナンスは社長の暴走も逃走も、そして取締役の闘争も防がなければいけないんだとしたら、社外取締役の比率はどのくらいが適正なんだろうということを深く考えさせられる案件。
ある大手アセマネ会社が、議決権のおける社外取締役の比率過半数を条件としたが、PBR1倍未満の会社のエントレンチメント対策としては妥当なのかもしれないが、社内の生え抜きの業界知見はいつからそれほどまでにその地位を落としたのだろう。
よくよく考えてみれば、スキルマトリックスにその業界特有の知見という項目はあまり見かけない。経営や財務、グローバル、サステナ。。もちろんそれらは非常に重要だが、業界知見や洞察なしに語れるものと断定されたのか?
海外に比べ日本の社外取締役の質に大きな違いがあるのだとしたら、とんでもない形だけの経営に走ってしまっている企業が増加するのもまた問題提起されて良いのかも。