米アラスカ航空の機体の一部吹き飛んだ事故 出荷時にボルトなかった可能性
日テレNEWS NNN
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あるべきボルトがなかった、とのことですが、どうしてこのようなミスがそのまま放置されてしまうのでしょう。
組み立て時のダブルチェック、出荷時の検査など、ミスを確実にカバーする仕組みがどうなってるのか、そこまで追及してほしいですね。
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問題となっているドアプラグを固定するボルトは上下合わせて4か所あります。おそらくこのうちの一つないし二つがなかったということではないかと想像されます。残るボルトに荷重がかかり(機内の与圧により、例えば上空10kmまで上昇すると機体の内外の圧力差はおよそ0.5気圧程度になります。ドア面積を2平米とするとおよそ10トンの負荷と言えます)、これをフライトのたびに繰り返すことで残るボルトが外れるなどして、最終的にドアプラグが吹き飛ぶという状況になったと考えられます。
同型の機体で調べたところ、ボルトが緩んでいる箇所が多数見つかったという報道もありましたが、品質管理上の問題は結局は同じところにあり、ボルトが正確に取り付けられていることを確認するプロセスが何らかの理由で丸ごと抜け落ちているということになります。
737MAX固有のテクニカルな問題であればともかく、こうした初歩的な部分での問題はボーイングへの信頼を失墜させるものになりかねません。