日本の外資系エリートが集う匿名SNSが急成長、レイオフや買収きっかけ。給与も丸裸で「賃上げや転職の交渉力」に
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注目のコメント
キャリアアップしていくためにどうしたらいいのか、という目的で実際に活躍する顔が見えないロールモデルを参考にするのは確かに前向きでいいかもですね!
一方で、退職金が人によって違うというのも明らかになっているということですが、そういった「シビアな現実」に直面した時に、自分の能力に自信を無くしたり、会社に不信感を持ったりとネガティブな感情を持つ人も一定数いそうな印象があります。
「知らぬが仏」という言葉もありますし、人と比べて今の自分はどうだ、と把握して何か決断したり考えたりするよりも、自分自身が今の待遇や状況をどう感じるか、どうしたいのか、とぐっと自分に軸を引き寄せて自身の頭で考える方が個人的には潔い生き方で魅力的に思いますが・・・本来はなかなか明かされづらい正確性の高い給与情報が集まるSNSの立ち上がり方が興味深いです。
Facebook がハーバード、アイビーリーグから広まったり、ワンキャリアが偏差値上位校から波及したように、外資系企業から広まりを見せるという動きはサービスが伝播していく上で重要な要素だと思います。個人的には最も以前から使っているSNSはLinkedinなのですが、これが採用エージェントとか不動産投資販売の草刈り場に日本にはなってしまっているので、結局Facebookが仕事向けSNSみたいになっているところがありました。
一方で、日本人的な「匿名」だけど、業界内の横のつながりで、自分の市場価値を見極めたいとか、似たような仕事を持つ者同士でゆるくつながっていたいみたいなニーズに応えるような場がなかったので、これは人気が出るのも分かる感じです。
書き込み内容やバックグラウンドを見ていると、Facebookをお仕事SNSとして使い始めた世代というよりは、もう少し下の世代も多い感じだし、外資・内資問わず人材市場的に同じ場所にいる人たちがごっそり入っている感じなのが、なかなか面白いですね。
私もここに集う方々の働く業界の企業に複数所属してきましたが、このようなサービスが成立する規模になってきたというのは、この業界も成熟してきたんだなーという感慨とともに、自分の時代にもあったら良かったのになーとも思う次第です。