トランプ氏、共和党指名争い連勝 ニューハンプシャー予備選
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これで共和党指名候補は、トランプに決まったも同然。明日からトランプは、7月の共和党大会を待たずして、バイデンを潰す本選挙の戦いに集中できる。つまり本選挙戦が6カ月も長くなる前代未聞の事態だ。
アメリカの大統領選挙の予備選のシステムはつくづくすごいと思います。アイオワから始まりニューハンプシャー、サウスカロナイナの転戦をしていき、その中で各候補者のタフネス、識見が目に見える形で試されていきます。
ニック・ヘイリーはまともな共和党候補者としてがんばってほしかったが、独立系もバロットに登録できるニューハンプシャーで負けると、そもそも資金が集まらなくなってくる。
サウスカロライナはもともと知事をやっていた州ですが、世論調査をみるかぎり厳しそうです。
そうなると、トランプとなり、焦点は民主党陣営、共和党陣営ともに、誰を副大統領候補に選ぶか、ということになります。
けっこうトランプは戦略家なので、女性で共和党でも中道のヘイリーを選ぶのではないかと考えています。
バイデンは、不人気なカマラ・ハリス以外の意外な候補を選んだほうがよさそうです。このままでは負けます。事前のNH世論調査では両氏の支持率の差は1桁に迫っていましたが、直前に撤退したデサンティス氏の支持層がやはりトランプ氏に流れたようにみえます。
ヘイリー氏は地元のサウスカロライナの予備選までは選挙戦を続ける意向ですが、背水の陣。米国民の7割が望まないというトランプvsバイデンの構図が固まるのは時間の問題か