志願者の6割は「E判定」 模試結果の見方を知らない人が多すぎる
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昨年一年間予備校に通って、とある資格の勉強をしていました。
毎週小テスト、そして、基礎答練・直前答練・直前模試などを受けるのですが、同じように、A判定、B判定、、、、と出てきます。そして、これは「その点数だったら80%の人が合格」「その点数だったら、65%の人が合格」というわけではないんですよね。受験には「合格点」というものがあって、その点数より上だったら、100%合格だし、下まわったら100%不合格になるわけです。
大学受験の時もモヤモヤしていましたが、この%表記というのはよくないと思います。模試が本試験ならば、おそらく一般的な難関校の受験倍率(3~5倍程度)から考えて、A判定とB判定の間に「合格点」があると考えます。なので、B判定が、例えば60点〜72点を取得した人のゾーンだとすれば、68点ぐらいに「最低合格点」が存在していることになると。
判定ではなく、では、その「68点という点数が大事なのであり、この68点を取るために、自分は何点足りなかったのか、何が欠けていたか、どの問題を取りこぼさなければよかったか」という考えで、模試の結果に向き合うべきだと思います。
C、D、E判定は20-50%の人が合格するのではなく、全員不合格なのであり、むしろ、この中途半端な「合格率○%」という表示が、受験生を勘違いさせてしまうことになり、好ましくないと考えます。私も大学入試現役最後の模試が12月にありましたがD判定までしかない中でD判定でした…。残り2か月ちょっとで、他の人と比べてどこまでできるようになるかは想像もつきませんでしたが、自分の点数を合格最低点付近まで伸ばすために何をしなければいけないかだけ考えていました。悲観せず、慌てることもなく、やるべきことを淡々とやり続けたことが合格につながった気がします。
志望校すべてE判定
親と共に先生にアドバイスを受けて受験校を決める三者会談で、先生からの第一声は「寝ぼけてちゃダメだぞ」でした。
そんな偏差値が高い大学に受かるわけがないだろうって、地元の大学の夜間コースを薦められるなど強烈に説得されました。
先生の言うことを聞かず、すべり止めの受験もしませんでしたが、3つの志望校のうち1校に合格しました。