福田達夫氏「新しい集団つくる」 安倍派源流創設者の孫
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清和会は旧日本民主党の岸田信介元首相(元首相、安倍元首相の祖父)が源流にはあるが、この方にとって祖父(福田赳夫元首相)がつくった派閥だという想いはあるだろう。
しかし、この方は夫婦別姓、LGBTへの理解増進、女性宮家の創設等について賛成の立場にあり、安倍さん以来の清和会の方々とは違う考え方を持っている。これは父親である福田康夫氏の影響もあるのだろう。今回は清和会を離れるいい機会になったのではないだろうか。個人的には期待しています。人数ありきでなく、筋の通ったすっきりとした政策集団が、大学のゼミのような形でできるといいと思います。互助組織のように訳のわからない人を巻き込む団体にならないように頑張ってほしい。福田達夫さんが作るなら、同じ福田赳夫元総理の孫である越智隆雄さんも加わったら良いでしょう。政策がわかる人が中心になり、学ぶ意欲のある人が集まるというのが理想であり、「政策集団」のあるべき姿です。古いものをリセットすると、これまでできなかったことができるようになるもの。期待します。
今、こうした動きがどう映るのか、もっと考えるべき。派閥だって、もともとは政策集団からスタートしたはずだし、また「同じ道」と捉えられます。ほかにも同じような動きは出てくると思われ、結局、自民党は変わらないということでしょう。