【管理職必見】部下のやる気を引き出す「マネジメント技術」
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褒めることも含みフィードバックカルチャーは、とても大事な要素ですね。海外の企業、特に米系企業はフィードバックカルチャーを根付かせために、様々な仕組みやトレーニングがあり、重きをおいています。褒めるのが上手な外国人上司から多くを学びました。
さらに、「任せる」ことはモチベーションに繋がりますが、SL理論(状況対応型リーダーシップ)に基づいた任せ方をしないと、逆に自信とやる気をなくす可能性は高いと思います。
SL理論とは、4段階(指示型、コーチ型、支援型、委任型)のうち部下がどの段階にいるかを見極め、仕事の任せ方を変えるリーダーシップアプローチです。部下の「スキル」と「意欲」の変数により、目的だけ伝え、最後まで任せる場合と、部下に寄り添い伴奏していくかアプローチを変えることです。この手法で何度も救われたものです。
部下がモチベーション高いことは、上司としてのやりがいにも繋がり、上司の醍醐味ですね。マネジメントの役割は多岐に渡り、働き方や社員の価値観の多様化により、管理職の業務負担や難易度は高まる一方です。その中でも「部下のやる気を引き出すこと」が、一番重要な役割と言っても過言ではありません。
管理職になりたての人が部下のやる気を引き出すにはどうしたらいいかと考えると少し想像しにくいですが、「上司が部下のやる気を奪うのはこんな言動かも」と考えていくと、自分自身の経験からヒントがたくさん出てきます。(その逆を実践すれば良いと思います。)
人のやる気は、ちょっとした言動で簡単に奪われてしまいます。かつ、皆が同じ“やる気スイッチ”を持っているわけでもないので非常に難しいですが、人の感情をうまくコントロールすることは、マネジメントにおいて必須のスキルではないかと思います。指摘されているように、誰でも褒められれば嬉しいですし、ポジティブな方が個人の精神や幸福度にも良いことは様々な形で検証されています。ただ、一方で私達はネガティブなことに目が行きがち、より影響を受けがちであることも確か。例えば面接官3人で1人が強くネガティブだと落ちるが、1人が強くポジティブでも採用にならないとか。
ご参考
Cameron, K.S. 2008. Paradox in positive organizational change. The Journal of Applied Behavioral science, 44: 7-24.