NTT、「デジタル分身」の実現に向けた2つの新技術--対話技術と声を低コストで再現

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• 中藤 弘太

  コンサルタント （IT、事業改革）

  ・2024年01月17日

  知的生産×対人コミュニケーションを生業とする職種にとっては「個人性再現機能」というのは一定のニーズがあるのかもしれない。
  
  ただ、この「個人性再現機能」というのは考え方によってはなかなか怖いものだ。
  
  理論的には、複数の現実人格から「知能」「コミュニケーション特性」「声」「表情」等々で最も優れた要素を抜き出して集めることで、仮想空間における合成人格を作れてしまうようにも思える。
  そうなるとオリジナルの個人は「能力や個性の提供者」となり、コピーが完了すれば不要扱いされる未来もあり得る。