株価400円超値上がり 再びバブル後最高値を更新
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日銀がマイナス金利を解除するまで上がり続け、政策金利引き上げが落ち着いたらまた上がり続けるのではないでしょうか。
しかし、韓国が政策金利を上げてから、不動産価格が下がりかなりの不景気が来ています。
日本もどこかで調整が入るのでしょうが、いつなのかは誰もわかりません。ちなみに、バブル期の最高値は 1989(平成元)年12月29日、38,957円44銭。
当時は、日銀による低金利政策と政府の積極財政がかみ合い、空前の好景気でした。行き場のない投資マネーは「財テク」ブームを生み、株式と不動産を中心に大量の資金が流入しました。
ただ、年明けから相場は崩れ、1990年1月だけで日経平均は1,726円92銭も下落。その後、地価、GDP、雇用情勢などが次々と悪化し、バブル崩壊が明白になっていきました。
当時と明白に違うのは、日本のGDPです。
IMFによると、日本はデータの残る1980年以降、ドル換算した名目GDPでアメリカに次ぐ世界2位の経済大国の地位を保っていました。
しかし、2000年代に入ると中国が「世界の工場」として急速な成長を続け、2010年には2位の座を奪われました。その後、3位を維持していますが、昨年の日本の名目GDPが、おととしより0.2%減り、ドイツに逆転されて世界4位になるという見通しです。
バブル崩壊を目の前で経験している一人としては、この株高が実体経済に大きな影響を及ぼすとは思えません。いまの日本経済に重要なのは急激な株価上昇ではなく、一人当たり生産性を向上させ、それに伴い実質賃金が上がって、国民の消費生活が少しでも豊かになることだと思います。新NISAの影響がおおきいみたいですね。
ただ、なんかよくわからないけど儲かるんでしょ?的な発想で買入した人達が、比較的大きく値下がりした時、雪崩のごとく売りに走りそう。