アメリカで増加する「いま買ってあとで払う(BNPL)」による「幻の借金」 専門家はいつ問題を引き起こすか分からないと警鐘
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リーマンショック前夜を思い出します。当時、サブプライムローンで債務を膨らませ、その債権・債務が証券化され、多くのステイクホルダーの資産に潜り込みました。
BNPL事業者の立場になると、一種の貸付債権に相当しますので、金額が膨らんでくると、証券化して流動化する誘惑に駆られるのではないでしょうか。「2021年のBNPLのローンが総額244億ドルと、同年のアメリカのクレジットカード市場の規模の約2.5%にあたる」ということなので、今のところ取引規模は小さいので心配いらないと思います。ただ、クレジットカードと違いBNPLの取引を報告したり監督する政府組織が存在しないので、将来的には大きな問題となる可能性は秘めていますね。