アメリカで増加する「いま買ってあとで払う(BNPL)」による「幻の借金」 専門家はいつ問題を引き起こすか分からないと警鐘
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経済が「堅調」であるうちは問題視されなくとも、いったん冷え込み始めると急速に問題が顕在化することは少なくない。
現在の米国経済は様々な「負債」に支えられているため、その観点でこのBNPLの実態や影響も注意深く見ておく必要があると思われる。
【参考】米クレジットカード延滞率、10年ぶり高水準-生計費上昇が家計圧迫(2024年1月12)
https://newspicks.com/news/9436055/?ref=user_1566793
注目のコメント
リーマンショック前夜を思い出します。当時、サブプライムローンで債務を膨らませ、その債権・債務が証券化され、多くのステイクホルダーの資産に潜り込みました。
BNPL事業者の立場になると、一種の貸付債権に相当しますので、金額が膨らんでくると、証券化して流動化する誘惑に駆られるのではないでしょうか。「2021年のBNPLのローンが総額244億ドルと、同年のアメリカのクレジットカード市場の規模の約2.5%にあたる」ということなので、今のところ取引規模は小さいので心配いらないと思います。ただ、クレジットカードと違いBNPLの取引を報告したり監督する政府組織が存在しないので、将来的には大きな問題となる可能性は秘めていますね。