ウォラーFRB理事、年内の利下げ可能-インフレ再燃なければ
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注目のコメント
問題は、市塲が織り込む7回の利下げが過大か過少かです。これが妥当かどうか、言外に無理筋と匂わせた発言であり、株価が大きく下がる要因になったと思います。
タカ派の筆頭で影響力も強いウォラー理事の発言ですね。(゜_゜)フムフム
9%を超える高インフレが3%まで下がって3.7%までリバウンドし、再び3.1%まで下が下がったところで3.4%に上がってリバウンドの兆しが再び見えたところです。供給制約による強烈なインフレを3%程度に抑制するより、インフレ期待に根差す3%台のインフレを2%に落として安定させる方が難しいことを彷彿とさせる出来事であるように感じます。
「インフレが再燃せず、高水準にとどまらない限り、連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを年内に引き下げることが可能」というのは当然のことですが、そんな中、利下げの可能性を示唆するというより、早期の利下げを期待する市場を牽制する色彩の方が強そうに感じます。タカ派と目されるウォラー理事の面目躍如といったところでしょうか・・・
まだら模様で弱さも見える雇用と収まり切らぬインフレとの間で、雇用と物価の両方に責任を負うFRBの難しい梶取りが続きそう (・・;