韓国、世界最大規模の半導体製造拠点建設へ-68兆円の投資計画発表
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サムスンの半導体部門やSKハイニックスが2023年に赤字を出しました。でもこんな時期に大きな投資をするのは、半導体ユーザーが彼らのメモリを欲しがっているからです。この先数十年も半導体は成長します。シリコンほどマシンを賢く安くできる材料やデバイスが他にないからです。
韓国勢はこのことを十分理解しています。日本は、勝手にメモリを捨て、半導体を捨てました。せっかくのビジネスチャンスを捨てたから、いつまでも経済成長できないのです。
半導体は、CES2024で明らかになったように、世界トップの化粧品メーカーや小売業者も注目して活用しています。あらゆる業界に広がっています。これからもっと広がります。2030年までに毎月770万枚のウエハーの生産能力を備えるとのこと。
この時期にはメモリだけではなく、ロジック、パワーなど色々な分野でシリコンの争奪戦が繰り広げられると思われます。
生産キャパを賄えるだけのシリコンウェハー、並びに各種製造に必要な副資材が確保できるかが成長のカギになりそうです。
ロジック分野は生成AIの進展に伴う需要は引き続き旺盛であることは間違いなさそうです。
パワーについてはその成長を牽引している自動車分野でSiCやGaNなどの置き換えがどれだけ進んでいるかがシリコンの需要を左右しそうです。2047年までの計画とは壮大ですね。
何をつくるのかわからないけど三星とHynixの将来投資計画はこれぐらいってことなんでしょうか。DRAM、NAND、ロジックファウンドリと世代が進んでいくことが前提の製品をやっているので継続投資が必須。日本の半導体とは大きく違いますね。