「財務力が強い上場企業ランキング」トップ300
東洋経済オンライン
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注目のコメント
このようなランキングを上手に見るのは難しい。
個人的に面白かったのは、
1 業種別トップの顔ぶれ、特に、他でもなくこの企業なのかと感じたのは、JT(食品)、住友金属鉱山(鉄鋼・非鉄・金属)、いすゞ(輸送用機器)、LINEヤフー(情報通信)、オープンハウスグループ(不動産)。
2 時系列トップ推移。顔ぶれの変貌が示す盛者必衰。任天堂がハードのサイクルに合わせて繰り返してトップに入る姿。財務力って、突き詰めれば『資金を調達できるチカラ』だと思うんですよね。
で、この記事が指標に使っている物差しだけで貸し付ける金額なんか決まらないですよね。
もし数字だけで決まるなら、金融機関の担当者の仕事は無い。
経営者の魅力、財務担当役員の力量、IRの良し悪しなど、いろんな要素で資金調達のチカラは変わるので、このランキングに何の意味があるのか。。。財務指標は規模感の違う企業を参考程度にざっくりと比較する際によく使われるイメージがあります。
一方、これらの財務指標は中小企業を分析する際には、役立つことはほぼ無く、率(%)ではなく、金額ベースで見ていくことが重要になるというのが現場からの実感です。