資産運用2024【テスタ×エミン・ユルマズ】
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手元の活動資金で使い切れない額、使ったところで投資対効果が薄いと思われる枠の予算をNISA等に投じるのが正解な気がしている。当然の前提として、年収1000万円以下程度の庶民が手元の資金を投資に回して”稼ぐ”というのは極めて非効率的な話であり、その分を活動資金に回して労働や起業で資本を増やす方が遥かに効率が良い。
一般的な投資だと増えたとてせいぜい均して年利3%が成功ライン、NISAで仮に20年後に200%まで増えるにせよ、上限だと1800万円をまずキャッシュで全額支払い、20年後に3600万円もらうという話になる。重要なのは、額面で倍だが価値として倍になるというより、20年後に1800万円としての価値を維持したまま資産を保全しておけるということであり、この3600万円は現時点で1800万円程度の価値である可能性が高いということ。価値として増えても3%複利MAXとして、、、という計算になる。
逆にいうと、NISAをしないと貯金したら1800万円が900万円になってしまうということで、貯金するくらいならNISAをしない理由がない、というのはその通りである。
一方で、上記を鑑みると現在金が必要であるにも関わらず、
無理をしてまでNISAで積み立てることに意義はないと考えるべきではないか。
積立NISAというのはつまるところ従来の高金利時代の貯金に対応する概念であるが(あれほどの金利ではありえないが)、今必要な金銭を貯金に回して、今必要なことができなくなるというのは本末転倒である。
以下要素を考慮する必要もある。
・若い時の100万と老いてからの100万では実質的な価値が大きく異なる。
・今100万稼ぐ労働量は、将来200万円稼げる労働量に等しい。(20年後に100万円の価値)
→若い時に使うべき金を使って、将来の労働単価を上げることが最も稼げる。
あくまで、貯金するくらいならNISA、であり、
現時点で毎月〇〇万円安定して貯蓄に回している市民は、
代わりにNISAをすべきである、という結論を出すべき。
注目のコメント
投資家のテスタさんと、エコノミストのエミン・ユルマズさんの、超大胆な2024”資産運用術”徹底議論です!めちゃくちゃ勉強になりました。個別株、セクター、現物投資先で続々と新たな情報が。明日からの投資や人生に役立つ情報ばかりです。ぜひご覧下さい!
エミンさんのお話面白かったです。
投資は始めることも大事ですが、継続して続けることも大切です。つまり、退場したり、途中でやめたり(売ってしまったり)しないことが大事だと思っています。また、続けていればいろいろな相場を経験することができ、どういう時どういう動きを相場がするのかを体感できます。これは非常に重要なことだと思います。
金融危機が起きると相場が暴落して、一時的に資金が半減する時期もあると思いますが、長期なので気にせず資金を積み立て続けること(ドルコスト平均法)が大切です。
下げ相場では穴の空いた財布に資金を入れている気分になるのでメンタルを維持するのが結構大変ですが、リーマンショックの時も買い続けることができた人が、今儲かっている訳です。
個別株は上場廃止のリスクがありますが、インデックスならば10年、20年でも存続していると思うので、投資を継続しやすいと思います。インデックスなら市場平均に基本的に連動するので、下手に裁量で取引するよりも効率的という見方(効率的市場仮説)もあります。