SBI証券に一部業務停止命令へ 金融庁、IPOの株価操作で
日本経済新聞
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SBI証券がネット証券の代表のように扱われるのには違和感があります。今回のような違法取引は、古い体質の証券会社の代表のような文化が土台になっていると考えるのが普通。
「SBI証券のネット証券でない古い部分に処分」というのが、今回の出来事の正確な表現で、それは「個人向けの株や投資信託のネット取引は停止命令の対象外」というところからも明らか。
SBI証券は、「ネットによる取引を積極的におこなう既存証券会社」と形容されるべきところだが、「ネット証券最大手が処分」という見出しを打たれるとそれによる「風評被害」をこうむるネット証券が少なくないのではないか。これは、若い世代のこれからの資産形成をネット証券が担うことを考えれば、重大な問題だと思う。
銀行では起こらないこの謎の分類(みずほや三井住友をネット銀行とは呼ばない)が証券分野で起こっているのはある種の異常事態で、
これを機に「(新しい)ネット証券」と(デジタルツールも使う)既存証券を分けて議論するべきだと思う。スーツを着た証券担当が、株価チャートを表示したモニターの裏で電話で不正取引の指示をする…
このような古い不正のイメージは、証券業界に対する厳密なコンプライアンスで払拭されつつある昨今。クリーンであるべき市場が、今でもこのような悪質な不正がまかり通るものなのですね。