OpenAI、カスタムAIボットの「GPT Store」開店 収益化プログラムはQ1中に開始
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GPTsのリリース発表は昨年11月。開発者にはその直後に開放されたので、既に数万を超えるGPTsが制作されてました。今回は、そのGPTsを公式が取りまとめるアプリストアであるGPT Storeを公開したというニュース。
IT企業の経営戦略としては、消費者が使えるサービス(ChatGPT)→法人向けサービス(ChatGPT Enterprise)→アプリマーケット展開(GPTsStore)という王道な展開です。MetaやSnapもどのIT企業も、SNS→法人向け広告プラットフォーム→開発者向けアプリマーケットとたどっています。
OpenAIの次のステップとしては、既存サービスのセキュリティ(特に倫理面が話題)と精度改善しながら、ChatGPTの利用を加速させるサービスを複数保有し次の大きな収益源を狙っていくのではないでしょうか。既に機能と人材単位で会社を買収していますが、今後はもっと大型な買収に繋がっていくと予想します。ノーコードで自作GPTを制作・公開できるという点で、非常に間口が広く、オープンイノベーションを促進する可能性に満ちていますね。
発表当初から話題になっていたこともあり、個人的にも何か作ってみたいという思いに駆られています。
一方での懸念は、やはり情報操作やバイアスなどの情報リスクの面です。人によるレビューも通して公開されるとのことですが、話題性があり数も多くなるであろうことが想像できるだけに、ここの評価がしっかりした精緻かつ統一されたものになるのかは心配があります。
すでに生成AIについては、こうしたリスクや批判が散見されていますし、国際的に法規制の重要性が叫ばれている中であることを思うと、今回のローンチはかなり思い切ったものであろうと映っています。こちらがGPTsトップ100に関するレポートです↓
【必見】GPTsのトップ100を分析した貴重なレポート
GPTストアで上位を取りたい方は必見。
将来マネタイズができるので一読推奨。
■要約
・GPTの現在の使用率は非常に少なく、誰にでもチャンスあり
■データ
○基準値
・100位以内:5.2kチャット
・20位以内:20.2kチャット
○Action利用率
・100位以内:40%
・20位以内:25%
○プロンプト
・100位以内:40%
・20位以内:25%
※1000チャット以上ある458GPTを元にリサーチ
■インサイト
①トッププラグイン(Plugin)とトップGPTsプレーヤー(Top20)は重複が多い
→Ai PDF AskYourPDF ScholarAI WebPilot
②Top100 GPTsのうち、英語以外の2大言語は中国語と日本語
○中国語:
・AI占い、科学技術記事翻訳、Little Red Book Writing Expert、GPTs Finder、Prompt Pet、英語翻訳エキスパートの6つ
○日本語:
・「ペーパー通訳(日本語)」、「スーパーロゴデザイナ "ロゴを作る君"」、「私立GPT北高等学校|GPT北高等学校」、「孫 - saysay ai」、「ChatGPT」の5つ
③GPTsトップ100で最も多いカテゴリーは「GPTs Find & Recommend」で12件。
現在のところ、ChatGPTのチャンピオンはWebPilot。
・Pluguin:1位
・Action :1位
・GPTs:20位以内
参考
https://x.com/masahirochaen/status/1745755203520061670?s=46