【新連載】厄介なコンプレックスに効く「自己肯定」の教科書
NewsPicks編集部
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私も小学生頃から「何故自分は自分として生まれてきたのだろう?」とよく考える子供できた。とても不思議で不思議で面白く怖さも感じながら「沢山の生き物の中で何故この体、この環境に命をうけたのかな」なんて考えていたものです。
だからこそ、若新さんの仰る「「答え」を提示している本はインチキなのだと気づかされました。
結論がないからこそ、自分で考え、学び続ける余地が生まれる。それは、僕のさまざまな活動において、「無理に答えを設定しない」」という在り方に共感しました。
だって、考えてもわからないし
人は気づくと自分や社会が設定したものがたりを生きたくなって、それに縛られてしまいがちですものね。精神診療を行う上で感じている事があります。
自己肯定感はつまり、自己受容である事です。いかなる状態の自分であっても受容できる事が自己肯定につながります。これが出来ないのが一番難しい事だと言えるでしょう。
それから、最近感じている事は自己肯定と共に正しい自己否定も重要ではないかという事。これは、高すぎる理想を持ったり、いつまで経っても自分を受け入れない様な否定的なものではなく、一歩一歩自分を変えていくためのものとも言えると思います。現在の自分に満足せず、成長するエネルギーとも言えるかもしれません。
ただし、成功しなければ自分に価値がないという様な間違った自己認識に向かってしまわない事が重要です。
精神科領域は知れば知るほど神秘的な感じがしてきます。これは。。。共感します。この事を知っておくだけで心が楽になるかもしれません。
"いろいろなことに取り組んでいるのに不安が消えないのは、自己評価が高すぎるからですよ"