「無理ゲー」の霞が関 退職官僚がつづった思いとは
コメント
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厚生労働省、強制労働症とも揶揄されるくらいですからね。
官僚の方と仕事で話をしたことがありますが、頭の回転早くて、こういった人たちが国を動かしているんだなと、尊敬しかなかったです。(うーん、、、という人もいますが)
この間もX(旧Twitter)で、とある党が通告遅れがあり、夜中遅くまで官僚の方達の対応が大変そうだなと感じました。
議員対応で言えば、野党の見せしめ的なヒアリング。質問してる側の内容を見ると、ほんと対応させられている官僚が可哀想なのと、こんなことに優秀な人材を使わせてる議員に苛立ちを感じたりもします。
オンライン対応をしないために、文化庁の人たちは東京まで行かないと行けなかったり。
公務員は9-5時だと言われますが、(全員ではないですが)官僚の人たちは朝9時から朝5時までとも言われているので、そりゃ辞めて行きますわ。
あとコメントを見て。
公務員には争議権(ストライキ)が認められていないのに、「ストライキ打ってみたら?」と。権利がないのに、そんなコメントに「いいね」が付いていてびっくり。
明日のジョーというワードを使っているのは、官僚ではなく精神科医ですよ。民主党政権で人事を色々とやられてるんで、自作自演と書いてあって???です。
(参考)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000035137.pdf
注目のコメント
国会対応は霞が関の繁忙ぶりの代表格です。質問への対応が社会の改善に貢献しているのであれば、手続き的な煩わしさもまだ報われますが、必ずしもそうではないことが多ければ疲弊してしまうのは自明です。
国会での議論の質を高める工夫抜きに、国会対応の改善はできません。記事には、「改善は少しずつ始まっている。与野党は23年6月、官僚が答弁作成のため深夜残業をしなくて済むよう、質問を速やかに省庁へ通告することで合意」となっていますが、本当に改善は始まってきているのでしょうか。
与野党の申し合わせのあとの状況を調査した結果についての記事が以下になります。
NHK「国会対応の国家公務員 依然として超過勤務続く 政府の実態調査」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230813/k10014161281000.html
NHKの記事では、「国会の委員会で、各役所は議員側から事前に質問通告を受け取り、総理大臣や閣僚の答弁を作って質疑に臨んでいますが、調査の結果、作成を終えた時刻は、平均すると委員会の開催当日の午前1時42分でした。前回、同様の調査が行われた去年秋の臨時国会のときと比べると1時間14分ほど早まったものの、依然として公務員の超過勤務が続く実情がうかがえます。」となっています。
そうであれば、なぜ、与野党の申し合わせが守られないのか、ジャーナリズムにその点をもっと深掘りして頂きたいなと思います。メディアが報じなければ、国会や与野党も、あまり動かないのは当然かと思います。
そもそも、議会で答弁を行政官が準備するということは、議院内閣制をとる英国ではあまり行われていません。このプラクティス自体を是正するということも今後も検討してよいと思います。
やる気があり、能力ある多くの行政官が、非効率さとガバナンスの弱さによって犠牲になっている状況は一刻も早く改善されてほしいと願います。