中国シャドーバンク大手、中植が破産申請-不動産危機で急転落
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いわゆるシャドーバンキングのすべてが中植と同じような状況……ではないようです。中植は不動産関連の理財商品(投資商品)を積極的に販売してきたほか、自社でも不動産デベロッパーと多数のJVを運営してきたとのことで、同業他社をはるかに上回るほど、不動産一点張り勝負を賭けていたため、“急転落”に。
不動産販売額や地価の下落はまだ歯止めがかかっていないので、今後、類似のケースがでないとは言い切れませんが、やや異色のプレイヤーであると理解すべきのようです。これも氷山の一角。中国政府は問題企業を甘やかさず、状況次第では潰しにかかることもあるでしょう。金融システミックリスクと不動産危機の負の連鎖は2024年、引き続き中国経済の焦点になると思います。