ハーバードなどアメリカ有力大、中国人留学生3割増 米中対立「影響軽微」 - 日本経済新聞
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「人間到る処青山有り」の「青山(せいざん)」とは、骨をうずめる場所のこと。つまり「墓地となる森は広い世界でどこにでもある。大望を実現するためには、故郷にこだわらず、広い世間に出て活動すべきである」という意味の故事成語は山口出身の幕末の僧・月性の詩「将まさに東遊せんとして壁に題す」の末尾の一句。しかし大元は中国の詩人、蘇軾の詩に由来している。だからというわけではないだろうが、中国の、特にエリート層はグローバル志向が強い。特に14.2億人の人口のトップ層であれば「米大学で学ぶ中国人留学生の総数が減少する一方、有力大学では4年間で3割以上増えた」という本記事のデータにも納得がいく。
注目のコメント
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの示した7校の変化から「米有力大の中国人留学生、米中対立でも3割増」は正しいのですが、アメリカ政府のデータを確認すると、1位はニューヨーク大、2位ノースウエスタン、3位コロンビアなど、そもそも中国からの留学生数が多い大学のトップ20はどれも超がつくほど名門。その中で全体で減少傾向は否めないところ。
記事とは期間の区切り方の違いもあるかもしれませんが、政府データでは中国からのアメリカへの留学生は289,526人で全体の27%といまだトップ(前年比-0.2%)。2017/18年には中国からの学生が33%なので減っています。その分2位のインドからの学生数は18%から25%と増えています。