レバノンでハマス幹部殺害、イスラエルが攻撃か 紛争拡大に懸念
コメント
注目のコメント
アールーリー氏は、ハマース全体ではNo. 2格ですが、2007年以来、国外組になっているので、ガザ地区への影響力はありません。
いずれにしても、イスラエル政府は、ガザ地区、西岸地区、諸外国を問わず、ハマース幹部の暗殺作戦を続けていきます。
ハマース幹部がいるのは、まずカタール、次いでトルコとレバノン、あとはロンドンなどです。
この内、レバノンは、最も警護が弱いといえるでしょう。
トルコでは、きのうトルコ政府が、「トルコ滞在中のハマース幹部暗殺を計画していた」として、33人を逮捕しました。この出来事にコメントする知見はないですが、他国に潜む「敵対勢力」の所在を精密に特定してピンポイントで攻撃・抹殺する諜報力と実行力を備えた国家が世界にはいくつも存在するだろう現実を改めて感じます。仮にどこかの国が日本を混乱させるため国家の指導層を一掃する動きに出た場合、我が国は防ぐ能力を持ち合わせているのでしょうか・・・ （・・;
これは大きなニュース。アロウリはハマス政治部門のナンバー2でありながら、軍事部門（カッサム旅団）の創設者の一人。
今回のハマスの攻撃は政治部門と切り離されたような形でカッサム旅団が行ったとされるが、その政治・軍事の結節点のような存在だったそされるのがこのアロウリ。とはいえ、これを持ってイスラエル軍が溜飲を下げることもなく、ガザでの作戦をやりつつもシンワル、デイフといったハマス幹部級を今後も狙っていくと考えられます。
