能登地震、サプライチェーンへの影響にも懸念 村田製作所など大手企業の工場、海外も注視
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注目のコメント
石川県は南北に長い県です。
労働省時代に2.5年赴任していて、全ての市町村を訪れましたが、今回被害が酷い能登半島の先端珠洲市から金沢市まで、のと里山海道を使っても2時間以上掛かります。
また、金沢市中心部から福井県境の加賀市まで、高速を使いスムーズにいって1時間かかります。
→具体的ならイメージは羽田空港から浦和くらいまで離れています
断水被害も、金沢市より北の地域です。
→能登半島内海から富山湾と繋がるため、氷見市、富山市は被害が深刻です。
このような状況で、工場が点在する金沢市より南側にある小松市、白山市等の被害は、能登半島レベルではないことは事実です。
金沢と名乗っていても、金沢市の南に位置する能美市、野々市市にある工場が多いです。
→これらは震度5くらいで収まっています
小松市より南から関西方面へは、北陸自動車道の再開も比較的早いはずです。
サプライチェーンの混乱を危惧はしますが、石川県全体が全滅した訳ではないので、全容が判る前に、雰囲気だけで煽る言動は感心しません。
記事でコメントされているサンケン電気の石川工場は、志賀町です。海岸線ではなく山の中にありますが、こちらは心配です。>北陸には液晶パネルを生産するジャパンディスプレイ(JDI)の石川工場、東芝の半導体製造拠点やKOKUSAI ELECTRICの半導体製造装置の生産工場がある。電源大手のサンケン電気も石川県に国内最大のパワー半導体製造拠点がある
東洋経済の記者3人による速報記事です北陸に拠点がある企業としてぱっと思いつく企業としては、記事に出ている村田やJDI、あとは言わずもがなの建機のコマツ。非上場で富山にYKK。
それ以外には、繊維系の企業が結構ある(衣服用から自動車シートのセーレンとかも)のと、富山に製薬系の企業も一定ある。
関わられる方々のご安全と、人や設備などで被害があったときには、一刻も早い復旧を願うばかり。