辺野古移設、国交相が初の代執行 地盤工事の設計変更申請
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この絶望的な状況をどう克服すればいいのか。ため息が出ます。国と地方は対等であると法律に定められ、何度も民意が示されながら、何も変わらない現実。対立が解けない間に世界の情勢も変わってしまいそうです。本当に意味のある事業なのかも問われます。また、マヨネーズ状の地盤は、いったいいくらの税金をのみ込むのか。何より本当に工事は完成できるのか。万博も含め、こうした税金を子育て支援や社会保障に回せば、全く違う風景が見えてくるはずです。
将棋の千日手のような展開が続きます。解決してくれる若く新鮮なリーダーを求めてしまいます。英雄待望論は危険なのですが。玉城氏による意見陳述の全文を琉球新報で読むことができます。
https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-2431288.html
「公益」の範囲・判断はそれぞれの立場によって異なりますし(個人的にはそのような「公益」を掲げる判決には違和感があります)、辺野古の海の破壊ははるか遠い場所の話だと思う方も多いのかもしれません。
ただ、沖縄県外に住む我々にも身近な話が一つあります。「国は、沖縄県の求めに対し、既存の会議体である沖縄政策協議会などを開くこともないまま、裁決と同日付けで勧告を行」ったということです。
これは、非常に問題のあるプロセスのように思われます。主語の大きな話になりますが、民主主義の基本中の基本である対話がないがしろにされていると考えざるを得ません。「反対されるだけで話がまとまらないんだから会合は開かない」「日本全国の多数派はこっちなんだから、選挙ではどのみち勝てる」という判断なのでしょうか。
これを看過すると、今後は辺野古問題や沖縄だけに限らず、我々が何らかの問題に直面した際に、同じ手法を使われることになるでしょう。裁判所が「公益」のためにはプロセス上の問題をスルーするという実例が生まれてしまったので、同じ手口はかなりやりやすくなったのではないでしょうか。
その他、「普天間の人々を助けるという「公益」達成の唯一の手段が辺野古である」という前提に対する疑義も述べられています。それは確かにその通りだという説得力があります。
一読すべき文章だと思います。今の知事はゴリゴリの左曲がりの人達の支持を貰って選ばれているし、承認してしまうと今後がなくなるので、承認できない。とはいえ法的には問題ないし、嫌だと明言するのも法治国家の知事としては言えないので、無視し続ける。
辺野古の工事も沖縄県内では意見は割れていると以前聞きましたけどね。普天間が危ないのは間違いなくて移設は必須だし、普天間の工事で周辺地域の経済は潤うので。
民意民意と言いますが、捏造報道する人達ではなく、改めて公平な機関に調査してもらいたいものです。