中国、台湾の媽祖信仰に触手 総統選への影響画策か

コメント

選択しているユーザー

• 野嶋 剛

  ジャーナリスト / 大東文化大学教授

  ・2023年12月25日

  信仰心が強い台湾社会にとって、仏教や道教の勢力は隠然たる影響力を持つ。宗教団体との交流を通した台湾社会への浸透は10年以上前から中国がやっていることで、いわゆる「統一戦線工作」の一環。批判的に見ようすれば「画策」となるが、好意的にいえば友好勢力との交流強化。いずれせによ長期的な働きかけなので、総統選にひっかけて記事にするにはどうなかあという感じ。

注目のコメント

• 大見謝 恵

  ユニバース・インベストメント合同会社 代表社員

  ・2023年12月26日

  “中国は国家宗教事務局などを介して台湾の媽祖信仰への影響力を確立してきた。台湾のキリスト教徒や仏教徒、道教徒にも関与する同事務局は、習近平国家主席が中国の対外的な影響力を拡大するための「魔法の武器」と呼ぶ共産党「統一戦線工作部」の管轄下にある。
  文書によると、少なくとも５つの台湾媽祖廟協会が６つの中国側団体と接触しており、その６団体は全て同事務局によって運営されている”